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「アンちゃんのんびり育児日記」では0歳児子育て中の新米ママが 日々の育児での大変なことや嬉しかったこと、日々思ったことなどを綴っていくブログです
離乳食については離乳食のバナーにまとめてあるのでそちらをご覧ください
離乳食について情報収集をしている中で「補完食」というものがあると聞き、本を購入し勉強してみました♪
補完食とはどのような食事なのか、離乳食とは違うのか、などと言った点をレポートしていきます
補完食っていったい何??
補完食と離乳食の違い
参照・引用:「赤ちゃんのための補完食」
補完食についてはこちらの本で学びましたので、こちらの本を参考に記載していきます
補完食とは、母乳に加えて与える、母乳だけでは足りない栄養を補う赤ちゃんの食事のことです
離乳食は、「乳」から「離」れるための「食」事と書くため、「母乳やミルクを辞めて普通の食事を食べられるように練習するための食事」と連想される方が多いのではないでしょうか。
これに対して、補完食は文字通り「補完」するための「食」事です。
一般的な離乳食のイメージとしては、母乳・ミルク→食事に置き替えていくイメージのため、離乳食を増やしていくに従い、母乳・ミルクは減っていくイメージです
しかし、補完食はあくまで母乳・ミルクがベースになるため、母乳に「加えて」食べ物を与えることになります。補完食を食べさせているからと、母乳を減らす必要はなく、今まで通り赤ちゃんが欲しがるだけ与えてかまいません
つまり、離乳食は母乳・ミルクの代わりに食事を摂取できるように進めていくというイメージで、補完食は母乳・ミルクにプラスして食事を足していくイメージです
離乳食にはデメリットがある
これは、この本を読むまで知らなかったことですが、離乳食では栄養が十分に足りていなかったようです
ほとんどの人が離乳食で問題なく育っているので、離乳食が悪いという訳ではありません!!
離乳食の欠点としては・・・
・ネットや本の情報ではやり方や食材の注意が細かすぎて振り回される
・栄養についての視点が抜けている
・母乳を早くやめなくては・・・と感じる
確かに!!!と思ってしまいました!!
まずは10粥1さじから始め、この時期にこの食材を食べ、このように調理し・・・といったように細かく指定されています
私は離乳食についての知識がゼロだったので、このように細かく決められている方が、わかりやすかったな~とは思いますが、決められすぎていると感じる人もいるようです
栄養については、盲点でした!!
とにかく、様々な食材を試し、食べられる食材を増やしていければ と思っていたので、栄養面をあまり考えられていなかったなと反省しました
母乳に関してはWHOでは2歳まで授乳を続けることを推奨しているそうです
補完食の特徴
・母乳やミルクでは足りない栄養を補完する食事である
・母乳をやめる必要はない
・始める時期は生後6ヶ月から
・地域で準備しやすく子どもが食べやすい食材を使う
・生後6ヶ月以降であれば1日2回、最初は1さじから
補完食って決まりがあまりなく、ざっくりしているんですよね
細かい決まりがないので、自由に食べさせていけるという利点と、どう進めていいかわからないという欠点があるなと思います
補完食は離乳食ほどドロドロしたものからスタートしないため、「母乳より濃いもの」を与える必要があります
・母乳のカロリー:69㎉/100ml
・10倍粥のカロリー:36㎉
・5倍粥のカロリー:71㎉
・ご飯のカロリー:168㎉
上記のカロリーを参考にしていくと、離乳食のスタートに与える10分粥では補完食の観点からすると薄すぎるようです
なので、補完食は5倍粥からスタートさせることが推奨されています(赤ちゃんの様子を見て10倍粥からでもOKです)
また、補完食は離乳食のように、この時期のこの食材を与える といった決まりがありません
大事なのはどの時期になんの食材を与えるか、ではなく、赤ちゃんが食べやすい形状に加工できる、栄養豊富で手に入りやすく家庭で使いやすい食材を与えることだと思います
鉄が足りていない・・・!!!
母乳の中には鉄はほとんど含まれていません!!
赤ちゃんの成長には毎日たくさんの鉄が必要になります。
妊娠後期になると、お母さんの体から赤ちゃんへたくさん鉄が送り込まれ、赤ちゃんの体の中に蓄えられます。赤ちゃんは産まれてしばらくは、この体の中にある鉄を利用してすくすくと成長しており、母乳の鉄がわずかでも問題ないと考えられています。
しかし、生後4ヶ月頃になると徐々にこの貯蔵鉄が不足し始め、6ヶ月頃になると底をついてしまいます。そのため、6ヶ月頃から母乳に加え、食事から「鉄」を補充する必要が出てきます
母乳から得られる鉄の量は1日0.27㎎程度なのに対し、「日本人の食事摂取基準」では男児の推奨量は5.0㎎、女児は4.5㎎となっています
鉄は脳でのエネルギー代謝や神経伝達、髄鞘化など中枢神経系の発達においても重要な役割を果たしているため、乳幼児期の鉄欠乏が神経運動発達系に悪影響を与える可能性があるという報告もあります
つまり、鉄はとても大切な栄養なのに、赤ちゃんに鉄が足りていないという現状です
鉄には種類がある!どのような食材に含まれている?
鉄は大きく2種類にわけることができます
それは「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」です
ヘム鉄は赤身肉、魚、レバーなどに多く含まれています
非ヘム鉄は豆やオートミール、ほうれん草、小松菜、卵黄など様々な食材に含まれています
鉄を食べた時、実は丸ごとに体に吸収されて使われるわけではありません。鉄はあまり吸収率がよくないのです
ヘム鉄は20%前後、非ヘム鉄は5%前後とかなり差があります
そのため、補完食で食べさせる場合にも、吸収のよいヘム鉄を多く含む食品を意識的に取り入れることが鉄を取り入れることが、鉄を補完するカギとなります
しかし、非ヘム鉄も吸収は良くありませんが、他の食品との組み合わせによって吸収をよくすることが可能です。いろいろな食品を上手に使うようにして鉄を補完していきましょう
今後の離乳食にどう活かしていくか
現在の離乳食はこんな感じです♪
現在の離乳食はこんな感じです
納豆オクラ粥、枝豆たまご粥、人参たまご粥、鶏ミンチ粥など・・・
工夫しながら様々な食材を摂取できるようにしていますが、非ヘム鉄やビタミン、タンパク質などは摂取できていますが、ヘム鉄が足りていません!!
赤身肉、赤身魚、レバーなどはまだ試していませんし、離乳食の本ではまずは鶏肉から、魚は白身魚から・・・という進め方でしたので、まだまだ先のつもりでした
まぐろの刺身を加熱して食べさせる、鶏レバーを加熱するなどすれば、食べられそうだなと思ったので、トライしてみようと思います
また、鉄を含むベビーフードはないか探してみようと思います
この本ではオートミールや粉ミルクも鉄や様々な栄養を含む良質な補完食として紹介されていたので活用していきたいと思います
早速ベビーフード買ってきた!!
補完食の本には、あまり鉄を含んだベビーフードが売っていないと記載されていましたが、近年の鉄不足の情報が広まってきたのか、結構鉄を含む商品がありました!!
鶏レバーを1から処理して調理して・・・と考えるとハードルが上がりますが、鶏レバーパウダーなるものが売っていました!
これを1g お粥やおかずにふりかけるだけで鉄が摂取できます
1gあたり0.3㎎の鉄を含みます
注意点としては、1gあたり280㎍のビタミンAを含むため、ビタミンA の上限量(2歳までは600㎍)を超えないようにしなくてはなりません
この商品は900円くらいとややお高めでしたが、鶏レバーが簡単に摂取できるので試してみようと思います
「野菜スープ」には1回量で0.36㎎の鉄が含まれています
スープなので様々な料理に混ぜて食べさせることができます
「5種の緑黄色野菜 お野菜ふりかけ」は鉄の他にもカルシウムやDHAも含まれているそうです
1回量で1.6㎎の鉄が含まれています
お粥に混ぜて食べさせられるので便利ですね
おなじみのハイハインにも鉄を含むバージョンがあったんですね!
2枚あたり0.7㎎の鉄が含まれているそうです
おやつとしてさっと食べさせることができるのでいいですね!
このように、ベビーフードも鉄を意識した食材が増えてきているように感じました
鉄の代表的な食材、レバーを買ってきて、下処理して・・・となるとハードルが高いですが、ベビーフードなら手軽に取り入れられそうです
まとめ
・補完食とは、母乳・ミルクをベースとし、母乳にプラスして食べ物を与える食事です
・どの時期にどの食材をといったような細かい決まりがなく、取り入れやすい食材で赤ちゃんが食べやすいように食べさせて良い
・母乳より濃い、どろっとした食事を食べさせていく
・6ヶ月を過ぎてから鉄が不足するため、鉄を意識して摂取できるようにする
今までの離乳食から、方向を変えるわけではなく、足りない栄養を意識して取り入れていけるように工夫していきたいと思います♪
読んで頂きありがとうございました